大事なことしか話さない

学んだことの備忘録 CFA/株/投資/証券アナリスト等

「生物はなぜ死ぬか」への究極の回答

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武田先生流の「生物はなぜ死ぬのか」という問への回答が自分にとってとても腑に落ちるものであり、真理のように思えるのでブログにメモしておく

答えはズバリ、「世代交代を促すため」である

問への答えは12億年前まで遡る

12億年以前の生物は細胞分裂で自分のクローンを作り出す、無性生殖を行っていたので、生物としての”死”は訪れなかった

しかしこれでは環境の変化があったときに種としての分散が少ないので一気に全滅してしまう

そこで考え出されたのが有性生殖というシステムだ

生物は自分の体をオスとメスという不完全な2つのものにわけ、子どもを作らせたのであった

生まれてくる子ども達はそれぞれ父と母の違う性質を少しずつ、バラバラに受け継いでいるので、例えば氷河期なんかが訪れても種の一部が生き残るようになった

環境に素早く適応するには世代交代を一定期間に多く行わなければならないのでセックスをして子どもを生み終えたオスとメスは役割が終わり、寿命を迎える

人それぞれの人生に意味があり、神様との特別な関係があるなんて、当然まやかしである

自分の人生に意味があるとすれば種の発展に貢献することくらいであろう

種の発展に貢献することは個人の幸せにつながる

だからアドラーも共同体への貢献を意味する「他者貢献」を幸せになる手段として人々に勧めたのだろう

「日本が嫌いなら日本から出て行け」の本音

http://kanasoku.info/articles/100482.html

「嫌なら日本から出て行け」と言う人の思考回路を解説したい

例えば新卒主義を例にとってみる

新卒主義のデメリットとして中途採用が盛り上がらず転職市場が発達しないこと、一度の失敗で人生の可能性が一気に縮まってしまうことなどが考えられる。

これだけで日本の新卒主義を頭ごなしに否定する人に対して、「嫌なら出て行け」という言葉が伝えられるのではないだろうか

トレードオフを理解していない人は頭ごなしに制度を否定しがちである

否定ばかりで物事の裏表を見れない人が世の中には多い。新卒主義は採用の手間とコストが削減されたり、経験やスキルが問わない事により若者の育成が促される等のメリットがあり一概には悪とは言えないだろう

 

「日本のここが嫌い」派

vs

「嫌なら日本から出て行け」派

では何も議論が発展しない

 

「日本にはこんな制度がある。これは〇〇という良いところがあり××という悪いところがある。より良い日本の未来にはどちらが理想的か?」

という展開ならより建設的に議論が進むだろう

制度、文化の1つ1つのいいところ、悪いところのトレードオフをお互いがしっかり見つめ直し日本をよりよくしなければ未来はない

仏教の教え

この世の真理を解き明かす4つのキーワード|お釈迦さまの教え|仏教の教え|日蓮宗ポータルサイト

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諸行無常・・・

諸行無常とは、この世に存在するすべてのものは、同じ状態を保つことなく移り変わっていき、永久不変なものなどないということ。

 諸行無常 - 故事ことわざ辞典

 

買った新車はだんだん古くなっていき、友人と遊んでいて楽しいと思える時間もしばらくすると終わってしまう。どんなに権力を蓄えた王族もいずれクーデターによって殺されてしまい、今生きている幸せな人達は100年後にはみんな死んでいる。

この世の中は一切皆苦なのである

一切皆苦・・・人生が思い通りに行かないこと

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この世の中は苦しみに満ち溢れており、それを理解できない人は

「なぜ自分だけ」

「こんな世の中楽しくない」

と世界に絶望を抱いてしまう

お釈迦様は自分でこの世界をコントロールできると思うことは幻想だとおっしゃっている

この世の中は諸法無我なのである

諸法無我・・・全てのものはつながっていて、自分は他のものに生かされている

この一見理不尽な世界の常識を理解できれば"さとり"(=涅槃寂静)に辿り着けるのだ

辛いことが起こってもこの世は諸行無常なのでいつか人生は上向きになる

生老病死は全人類に訪れ、時間は平等に流れる

 

今あるものに感謝し豊かな人生を送っていきたい

格差

人間は皆平等に教育を受ける機会を与えられるべきだし、その機会があれば国はより発展するだろう

しかしこの教育の機会は親子の関係性、または子を持つ親の勤労とのトレードオフではないだろうか

全員に厳密に平等に教育の機会を与えるラディカルな考えをとるなら、子供は生まれた瞬間税金で運営される国の施設に預けられ平等な教育を受ける機会を与えられるべきだ

しかし現実にそんなことはなく親が子供を育てるのが普通でありラディカルな考えは誰も望んでいない

だからこそ親は一生懸命働き子供に投資するのである

それでは親が自己中心的であった場合はどうなのだろうか

恐らく平均して子供の学力は落ちるであろう。大学への進学率も親によって大きく左右される

そこで国がやろうとしていることは教育の"無償化"である。(給料は教員に支払われているので現実には無償化ではなく公共事業化)

公共事業化にするともちろん高校への進学率はあがる

しかしこれもまたトレードオフの問題で、公共事業化は競争の低下を招き、さらなる教育の質の低下に繋がるだろう

また親は昔ほど子供のために一生懸命働かなくなる

一部の被害者のために全体の効率を下げる行為はどれほど正当化されるべきなのか

満員電車に車いすで乗り込むのはありか?

自己責任人工透析患者に1人年間300万円を負担するのはフェアなのか?

「みんなで貧しくなろう」は全体の効用をあげるのか?

ハーバード大学はエリート教育を受けた人とと大衆からの叩き上げが混在しており、授業料もバックグラウンドによって違うらしい。

日本も一部の英才教育を受けた人と学費免除されるような優秀な人たちだけに引っ張ってもらうのはありなのかもしれない

努力しない親をもつ努力しない子供に教育を税金で提供するのは道路工事より不要ではないだろうか

【雑記】思い出のマーニーと日本的美

映画:思い出のマーニーを見た

この映画のテーマとして「許す」という概念がある

主人公は親友のマーニーに裏切られてもマーニーが"大好き"だからそれを許すのである

結果として2人はプラトニックラブに近い親友以上の親友となりえたのだ

この映画ではその許しを「美」として描いている

「許し=美」という価値観は大変日本的なものであると考えられる

日本のような集団主義的国家では個人の利益最大化は美徳とされず我が身を削っても、そして人から裏切られてもそれを飲み込む事でみんなが幸せになるならそれでよしとする

ブラック企業問題や「自死による償い」の概念がその例である

裏切られても親友を信じたマーニーの行動は現代の資本主義、競争社会で失われかけている我々日本人の本来の価値観を思い出させてくれるものであった

但し、日本古来の価値観がいいか悪いかは別である

中国、韓国、ロシア、アメリカと裏切りが多発し自分の利益しか考えない国々に囲まれた日本は外交の際、日本古来の価値観を捨てゲーム理論、交渉中を学び植民地化されないようにしなければこの美しい価値観自体が無くなってしまうのではなのだろうか